7月の暑い中、多くの赤ちゃんたちが元気に産まれてきてくれました。

今回は経産婦さんの感想をのせてみたいと思います。そしてバースあおばには

助産師学生さんたちが実習にきていますが今回は学生さんの感想文ものせてみます。

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＜ｋさんの感想＞

私は一人目はクリニックで出産しました。初の出産、それに加え28時間という

長期戦だったのですが、やはりクリニックだったからか、ほとんど放置？

モニターなどをつけているからか変化があればきてくれるのですが、味わった

事のない痛みが続く不安の中、プロがそばいてくれないあの恐怖・・・・。

もっとテレビで見る「ヒ、ヒ、フー」みたいなのをやってくれたり、痛い

ところをさすってくれるものだとばかり思っていたのに・・・（泣）

二人目は妊娠中に心臓(赤ちゃんの）に先天性疾患が見つかり大学病院で麻酔分娩、出産時に時間が

かかり、赤ちゃんに負担がかからないように麻酔分娩で出産でした。

そして3人目を妊娠したとき、一人目のことがトラウマでなおかつ二人目で

楽をしてしまった分、出産に対する不安が大きく、クリニックでの出産は考えられませんでした。

そこでいろいろ調べたところ、バースあおばにたどりつきました。

「妊婦さんが孤独にならないように」という言葉が今の私にとって魅力的でした。

その言葉のとおり、出産当日、バースに来てからずっと痛みの波がくるたびに、そばで一緒に呼吸法をして声かけをしてくれ、腰をさすってくれたり、まさにテレビで見たことあるような場面・・。

不安はまったくありませんでした。アドバイスのままいきみ、助産師さんの会話を聞きながら

今の赤ちゃんの状況を理解しながら冷静に（たぶん(笑)）、とてもいいお産ができました！

痛みは同じでも、不安があるのと、ないのでこんなに違うんだと思いました。産んだあとの達成感、

喜びに浸る余裕がある、自分の力で産んだ！とより強く思えている気がします。

そして産後はうわさに聞いていた美味しいご飯！！

快便になるし、おっぱいもよく出るし、毎食楽しみで楽しみで♡

テルミーをくまなくやってくれたり・・・いやされまくってます。

とにかくすべてに感謝でいっぱいです。みなさんの温かさに守られ、かけがえのない

出産の思い出になりました！本当にありがとうございました。

Kさんと初めてお会いしたのは、妊婦健診のときでした。今回が3回目のお産と言うことで、

なぜお産場所にバースあおばを選んだのか、興味があり、聞いてみると「妊婦を一人にしない」という言葉に魅力を感じた、とおっしゃっていました。この言葉を聞いたときに「絶対Kさんをひとりにしない、ずっとそばにいよう」と心に決めました。

ですが、私にとって今回が初めての分娩介助でした。「大切なお産に私が関わってよいのか」「もしKさんと赤ちゃんに何かあったら・・」と不安と緊張と恐怖が一気に襲ってきました。しかし、入院してきて痛みのあるKさんを見た時、「絶対ひとりにしない。」と思い直すことができました。

「うぶごえ」に入ってからも緊張は続きましたが、Kさんの「産みたい」という気持ちと、赤ちゃんの生まれてこようとする力を肌で感じた時、「今の未熟な自分にもできることはある。」と

何度も思いました」Kさんと旦那さんと赤ちゃんの頑張りのおかげで無事にお産が終わり、赤ちゃんを見つめる表情を目にしたとき、言葉にできないほどの感動と安心感がありました。改めて助産師という職業にであえて良かったと、心から思いました。

未熟な学生の私に、大切なお産に関わることを許可してくれたKさん、指導してださったバースの皆さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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バースあおばでは後輩の育成のために助産師学生、看護学生の受け入れをしています。

学生のときに体験したお産で、その後、目指すお産が変わると思います。どうか、バースあおばの大事にするお産を受け継いだ助産師になってもらいたいと思います。

この学生は一生Kさんを忘れないでしょう。