お産の感想文・経産婦・Kさん

年末にむかって本当に寒くなってきました。先日、私が住む町田の空き地は一面に霜が降りていました!バースあおばの外の角の植え込みに黄色や赤い花を咲かせるジュリアンという花を植えています。すごーく寒いと枯れてしまうようなのです。横浜市だし、頑張れるかなと思ってはいますがバースあおばに出勤するたびにどきどきしています。今日は元気に咲いていました!
 
バースあおばで出産のリピーターさんも多くいますが、前回が病院で出産し、今度は助産院で!と言う方も頑張ってくれています。今回は12月に出産したKさんの感想を載せます。
 
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職場は鴨志田、長男の保育園は寺家、周りにバースで出産経験のある友人も多く、第一子は里帰りで果たせなかった助産院での出産をかなえるため、バースを選んだのはごくごく自然な流れからでした。とはいうものの、34週からの産休に入るまでは、長いつわり時期と目の前の仕事と育児に必死に向き合う日々。なかなか妊娠生活に浸ることのできないまま、臨月まで迎えていました。
 
限られた時間だけど、バースでのお産というものに少しでも深く体験したいという思いから、まき割り、ウオーキングと参加できたのはとても大きな意味があったと感じます。
「自分で産む」ための意識と体つくりのために、他の妊婦さんがどんなふうに過ごし、お産へどんな思いを抱いているのか。ウオーキング仲間の想いに触れる中で、私もお産への意識がどんどん高まっていったように思います。こんなふうに、日常の活動の中で同じ目標を持った仲間と交わる時間を持つことは、他の病院ではなかなか体験できないことです。
 
予定日より1週間早く、朝に陣痛を感じ、お昼過ぎにタクシーでバースへ。
仲さんと学生さんが私の体を支えるように抱いてくれ、バース前のバス停でウオーキング仲間たちが出迎えて「がんばって!」と励ましてくれました。思わず胸が熱くなり、勇気をもらいました。
お産にむけ、陣痛を強めるために寺家をドライブ、ウオーキング。夫と学生さんとともに痛みをのがしながら必死の思いで歩きました。四季の家から熊野神社まで歩く途中で、そろそろかとバースにひきかえし、それからはあっというまの出産でした。
 
前の出産では不安で不安で、長く続く陣痛に「もう無理・・」と投げ出しそうになり泣いていた自分ですが、今回は自分の意志で「産むんだ」という強い気持ちをもっていられました。そんなふうに思える道筋を作ってくださったバースの柳澤さん、仲さん、他の助産婦さんやずっと寄り添ってくれた学生さんに心からの感謝でいっぱいです。
入院生活を通して「バースの日常」をほんの数日だけみてきましたが、バースは産前産後の女性の心身のケア、ひとりひとりの心と体に寄り添ったサポート、妊娠・子育て中の女性のコミュニティ作りと、地域で欠かせない大きな役割を担っていると感じました。
宝物のようなこの場、いつまでも続いていかれますよう祈っています。ここで学んだ学生さんたちの将来も楽しみです。ありがとうございました。
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Kさんは学生さんが妊娠中から継続してうけもたせてもらいました。学生も一生忘れないと思います!陣痛が弱まらないようにすすめたウオーキングなどのアドバイスを聞いてくれて、すてきな出産をありがとうございます!私たち助産師も、皆さんに会えるこの場所を大事に頑張っていきたいです!これからも、よろしくお願いします。
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