皆さんは知っていますか?ニュージーランドはお産先進国と言われています。
そのニュージーランドからカレン・ギーランド助産師がきて講演をしてくれました。

ニュージーランドの助産師の歴史は浅くまだ30年ですがその活躍は素晴らしいです。ニュージーランドでは妊娠するとまず施設ではなく人、マタニティケア担当者(LMC)を選びます。地域の医者、産婦人科、開業助産師のいずれからか選択できますが92%の女性が開業助産師を選びます。LMC助産師が提供するのは妊娠の判断、栄養面・生活面のアドバイス、妊婦健診・両親学級・妊娠中、出産、産後のサポート。その他に授乳育児についてのアドバイス・サポート、新生児の健康診断、ケアなど。・・バースあおばで行っていることと同じ・・。
出産費用などはすべて政府負担なので無料です!LMC助産師も無料です!

国際的な文献からもわかっていること。妊娠中から産後への継続的なマタニティケアが、女性への医療介入を少なくし、(鉗子分娩、会陰切開の減少、自然分娩の増加)、未熟児の減少、24週以前の流産の減少につながる。またうつや虐待は妊娠中からの関わりが重要と言うこともしられています。

ニュージーランドの助産師は必要に応じて医師と共働体勢をとることができます。なのでハイリスクの人も開業助産師を選ぶことが出来ます。リスクが低い人は自宅や日本の助産院に近いバースセンターを選んでも良いし、開業助産師が契約している病院で場所をかりて開業助産師に取り上げてもらってもいい。日本では途中に搬送されるのが不安だと感じる人が多く、開業助産師が介助する出産は1%にも満たない。(引用 東洋経済オンライン)

日本もニュージーランドのシステムに学べることが沢山あるはず!柳澤さんはこの講演を聴いてますます自分たちのしていることが大事だと確信!そしてこのシステムをどう日本で国としての形にするかが大切!と感じたそうです。ニュージーランドの首相アーダーンさんも開業助産師に赤ちゃんを取り上げてもらってます!

日本の助産師の歴史は産婆の時代から古くあるのにニュージーランドの助産師のように知られていないのが現状。バースあおばもモデルになり、もっと助産師をアピールする必要がありますね!

おまけ:カレンさんが配った資料の中に、以前ニュージーランドで助産師さんとの交流会に参加した柳澤さんが載ってました!本人もびっくり!
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